尿酸値とは?

尿酸値が高ければ痛風を発症する、という話はあまりにも有名だと思います。尿酸の排泄が少ないことにより、だんだん蓄積されて、いずれ罹患してしまうのですがそもそもこの尿酸とは一体何か?という事は案外知らない人が多いかもしれません。そこでこのページでは尿酸とはどういう物質なのかを改めて調べてみたいと思います。

尿酸は誰しもが体の中に持っている物質です。それを作りだす量と出す量によって正常な値を保っています。この尿酸を作り出す物質は言わずと知れたプリン体です。一度は聞き覚えがあるはずです。どんな食物にもプリン体は含まれてます。しかし食物によってその量は変わります。つまり多く含む食べ物を好んで食べていると、その分尿酸は増えていくという事になります。

また食物からだけではなく体内にあるプリン体からも新たに尿酸が作り出されます。いわゆる新陳代謝によってそれは起こります。古いプリン体が元になり新たに尿酸が作られて増えていくのです。肥満の人も要注意です。中性脂肪が増えてしまうと尿酸を生み出しやすくなり、これも痛風の原因として大きな要因となっているのです。

肥満の人はその他の生活習慣病を起こしやすくもあります。ダイエットは痛風予防に効果的です。それは適度な運動と食事により冒頭にも挙げた、作り出す量と排出する量のバランスが均衡するためです。しかし一つ注意があります。これは肥満の方だけではありませんが激しい運動によっても実は尿酸が増加します。

ATP(アデノシン3リン酸)というエネルギー消費のために使われる重要な物質があります。通常であればATPがエネルギー消費に使われる際、再利用され尿酸を作り出すことはありません。しかし急激な運動や暴飲暴食などで使われてしまうと再利用されずに尿酸が作り出されるので、結果的に増えていきます。

上記の原因などによって排出の量が追いつかなくなっていくと、血液中の尿酸が増えていきます。この数値を尿酸値と呼び1dl(もしくは100ml)の中に7mg以上の尿酸値が計測されれば高尿酸血症と診断され痛風にいつなってもおかしくない状態といえるのです。