男性に多く見られる痛風

痛風患者のほとんどが30~40代の男性で100人中女性は1、2名しかいない事で知られています。その理由として女性ホルモンに腎臓からの尿酸の排泄を促す働きがあるからです。しかし女性が全く痛風にならないわけではありません。最近では食生活の欧米化によって若年層(20~30代前半)や女性にも患者が増えていると言われております。中年層男性だけがなる病気ではない事を把握し、老若男女問わず自身の生活を見直してみる必要があります。

常日頃より肉や魚を取りすぎない適切な食生活や過度の飲酒を控え、適度な運動やストレスを少なくすることを心がけ、また定期的に血液検査をし、尿酸値を把握することで、痛風をはじめとする生活習慣病を防ぐことが大切です。症状の疑いがある場合、独特の発作症状があります。足の親指の付け根の関節に痛みや熱を持ったような感じがする、膝関節などに炎症が発症する、足の指などに変形が見られる、立ち上がりの際に痛みを感じる、痛みが長時間続くが、その後痛みが治まる、などが初期症状です。

もし上記の症状に似た自覚症状がすでにみられる場合、もしくは症状の疑いがあるが通風かどうか判断できない場合は、病院で血液検査をし、尿酸値を測定することを強くおすすめします。どうしても時間が取れない場合、郵送にて検査結果を送ってくれる血液検査キットもありますのでそちらを利用するのも良いでしょう。

発症初期は、ある日突然に足の親指の付け根の関節が赤く腫れ2、3日全く歩けなくなるほど痛みだし、1週間~10日ほどで痛みは治まります。しばらくすると症状が全くなくなるため、完治したと思い込んでしまいます。しかし半年から1年たつとまた同じような発作が起こり、これを繰り返しているうちに足首や膝関節まで腫れるようになっていき、発作の間隔も次第に短くなります。その頃になると腎臓などの内臓もなんらかの異常が出てくる可能性が大きくなります。

痛風で一番怖いのは合併症として痛風腎・尿路結石などの腎臓疾患を発症することが多いので、初期症状のうちに発見し、より重篤な病気になる前に予防することが大切だと言えます。腎臓の場合、ダメージを受けて機能しなくなった箇所はどんな治療をしても回復する事はなく場合によっては人工透析のお世話になってしまう可能性があることを忘れてはいけません。

高尿酸血症の治療薬ザイロリック